2007年01月04日

神田須田町 甘味処 竹むら(竹邑)

神田須田町から神田多町一帯には戦災を免れた建物が数多く現存している。神田須田町1丁目には、昭和5年竣工の「竹むら」をはじめとして、「藪蕎麦」「いせ源本館」「神田まつや」「ぼたん」と5ヶ所が「東京都選定歴史的建造物」として建ち並び、老舗としての暖簾を守り続けている。(*「藪蕎麦」は焼失建替えて2014年再開・指定は除外された)
和菓子処「竹むら」は、平成13年に「東京都選定歴史的建造物」に指定されている。
建物名 「竹むら」 
所在地 千代田区神田須田町1-19
建設年 昭和5年(1930年)
設計者 不詳
構造 木造3階
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入母屋造りの3階建てだが、屋根と庇で計4層に見える。2階の欄干には、竹と梅をあしらった模様が彫られ、日よけの簾(すだれ)が東南二面に取り付けられている。軒下の燈籠には「竹邑」の文字。読み易いように、店名の「邑」を「むら」の平仮名表記に変えている。
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   甘味処 「竹むら(竹邑)」 
   電話 03-3251-2328
   定休日 日曜・祝日
   営業時間 11:00〜20:00
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昭和初期の日本家屋の店内は丁寧に手入れされており、昔のままの落ち着いた佇まいの中で伝統の甘味を楽しめる。玄関の戸はもちろん手動で「ガラガラ戸」。
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座りたい席に着けば、すぐに桜湯(塩漬けされた桜の花入り)が出され、メニューで品定め。桜湯は甘いものの後の口直しぴったり。
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(左写真)あんみつ680円(ほうじ茶付き)。 (右写真)あわぜんざい760円
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(左写真)くずもち530円  (右写真)揚げまんじゅう430円
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(左写真)1階奥の客席。支払いは伝票にて帰りに正面奥のレジで。レジ横に持ち帰り用の品が並んでいる。 (右写真)値段表は、2006年12月撮影時点のもの(税込み表示)。

池波正太郎「むかしの味」新潮社1984年刊に「竹むら」が取り上げられている。「粟ぜんざい」−神田「竹むら」の章より抜粋。
<<(略)東京の汁粉を、京阪では[ぜんざい]というのだそうな。東京で[ぜんざい]といえば、汁粉よりも、こってりと熱い小豆餡に粟(あわ)や栗(くり)をあしらって出す。ことに粟ぜんざいは私の好物だ。(略)現代の汁粉屋は、いずれも喫茶店のような店構えになってしまったが、むかしの趣(おもむき)を偲ばせる店がないではない。神田・須田町の[竹むら]へ入ると、まさに、むかしの東京の汁粉屋そのもので、汁粉の味も、店の人たちの応対も、しっとりと落ちついている。(略)>>

リンク 外神田 神田明神 アニメ「ラブライブ!」の聖地(「穂乃果」の実家の和菓子屋「穂むら」付き)http://zassha.seesaa.net/article/410063393.html
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posted by y.s at 03:58| Comment(0) | 東京東南部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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