10代後半の頃、御成通りの入り口にあったこの映画館の前で記念に撮った友人との写真(モノクロネガからプリントしトリミング)が下の画像。19歳の頃、この友人と鎌倉から腰越にかけて多くの日々を共にしていた。江ノ電・鎌倉高校前駅の近くにその友人(三田の某大学)が、漁師の離れ(的確に表現すれば物置小屋)を借りていたため、新宿で遊んでは最終電車に乗って泊りに行っていたのだ。新宿のジャズ喫茶で知り合った女(千葉・松戸に住んでた予備校生由利ちゃん)を連れて、夜の海で騒いでいたのを今でも思い出す。
さらに記憶に鮮明に残るのが腰越の江ノ電が走る通りにあった質屋(現在は閉店)。LP盤(レコード)を持ち込んでは翌日の通学の電車賃を作りにいっていた。2人ともめっちゃ貧乏学生だったのだ。