御土居の北西部はこの紙屋川が堀の役目を担っていることを思い出す。
北野天満宮の裏門を出て左折し、突き当たりに小さく見える平野神社の赤い鳥居を目指していたのだが、ここで来た道を引き返すことに。
平野鳥居前町に国史跡として保存されている「平野御土居」が、古いが京都らしい趣きのある家屋の軒先に見えてくる。
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御土居の全長は約22km強、底部の幅は約20m・上部幅は約5m・高さ約5mの台形であり、この平野御土居がその形状を確かめやすい。御土居の簡単な説明は説明板の写真でチェックしてください。ちょっと小さくて確認しずらいかな。
幕末期にはかなりの部分が残されており、様々なシーンで眼にされていたはずです。
1930年(昭和5年)に、残存する御土居8ヶ所を重要な遺構と認定して「国史跡」に指定。地図に記入した天満宮内の御土居は昭和40年になって追加指定され、合計9ヶ所が指定地となっています。この平野御土居と同時に指定された廬山寺の墓地に残されている御土居が繁華街に近く見学にはいいかも(樹木に覆われていて形状は不確かですが)。
京都市文化財保護課http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000005643.html
御土居地図・京の七口の位置図有り
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