2013年09月08日

江戸城 本丸御殿跡の午砲

現在、旧江戸城は西の丸を除いて(制限付きで)一般公開(無料)されています。本丸芝生広場に気になる大きな石がひとつ・・・その石に関してのリポートです。
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旧江戸城の本丸に広がる芝生広場・・ポツンと切石が この場所にはかって巨大な本丸御殿が築かれていました 推測ですが中奥から大奥に入った東側くらいの御番所あたりの位置になるのでしようか 石には「午砲(ごほう)台跡」と刻まれてます
この場所には 1871年(明治4年)9月9日以来 下写真の大砲(カノン砲)が設置されており 毎日 正午に空砲を轟音とともに発射 東京市内に正午の時を知らせていました(現在の区部にあたる大部分に響き渡っていたと伝えられてます・・その音から愛称は「ドン」)
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本丸広場で正午を告げる空砲発射は 1929年(昭和4年)5月1日にサイレンに変更されるまで撃ち続けられました そのサイレンも戦時中の昭和13年9月で廃止 役目を終えた大砲は 現在 武蔵小金井市の「江戸東京たてもの園」のビジターセンター前広場に展示されています
もちろん飾られているだけで ぶっ放したりはしません
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明治初期からは大砲音によって時を告げていましたが それ以前は・・・「時の鐘」でした 上の写真は中央区日本橋小伝馬町の十思公園内(かっての伝馬町処刑場)に置かれている「時の鐘」です 江戸初期(二代将軍秀忠の時)の1626年(寛永3年)に日本橋本石町に鐘楼堂を建てて最初に江戸市中に時を告げた銅鐘です 本石町3丁目から1930年(昭和5年)にこの公園内に移され 都指定の有形文化財として保存されています(鐘を打ち鳴らすタイミングはどうしていたのか? 時代劇の登城シーンの効果音で必ずお城方向から聞こえてくる太鼓の音・・江戸城内からの太鼓を打つ音を聞いて鐘を突いていました・・・江戸東京たてもの園に展示されている大砲は眠ったままですが こちらの文化財の鐘は大晦日に限り鳴らされるとのことです)
posted by t.z at 23:52| Comment(0) | 江戸城edojo-castle | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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