2013年09月24日

大阪 心斎橋 オムライス発祥の店・北極星本店

大阪・中央区の西心斎橋で「オムライス発祥の店」と白暖簾に染抜いて店を構えているのが「西洋御料理 味に輝く北極星」。
1922年(大正11年)の創業で、3年後の1925年に難波の汐見橋南詰めで洋食屋「パンヤの食堂」(創業当時の「北極星」の名称)で初代主人が常連客のために作ったのが「オムライス」の発祥としています(「北極星」HPより)。
東京の銀座で長年にわたり営業を続ける「煉瓦亭」にも「煉瓦亭の元祖オムライス」が存在します。1900年(明治33年)から賄食(まかない)として作り始め、「ライスオムレツ」としてメニューに加えたのが最初と唱えています(時期不明)。製法が現在の一般的な「オムライス」とはかなり異なっており、ライスを卵でくるんでいないライス&オムレツといった具合のもの。この「煉瓦亭」を有名にしたのが作家・池波正太郎で、常連客として狭い1階に指定席があったほど。現在では、この「元祖オムライス」とは別に一般的な「オムライス」もメニューに並んでいます。
「北極星」のオムライスは、現在、一般的なオムライスとして認知されているものと同種であり「オムライスの元祖の店」と言っていいと思われます。
 大阪市中央区西心斎橋2-7-27
 営業時間 11:30〜21:30(L.O 21:00)
 北極星HP http://www.hokkyokusei.jp/

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(左写真)奥が御堂筋方向・・大通りの角から約100m
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玄関には大きな下足箱・・銭湯を思い起こす大きな番号入の木製鍵を持って部屋に向かいます
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オムライスの種類は具によって数種類ありますが見た目は一緒・・
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(左写真)北極星のオムライス   (右写真)銀座・煉瓦亭のオムライス=レトロ感があふれてます
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店内に飾られた「パンヤの食堂」という屋号だった時代の写真 「北極星」の店名は永井柳太郎により1936年(昭和11年)に命名されました
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これが下駄箱の鍵・・7番をまず探すが連続でふさがってばかり 堀江店(あみだ池近く)・京都祇園店と支店展開中です
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posted by t.z at 23:06| Comment(0) | 大阪osaka | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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