2013年10月20日

大阪 淀屋橋 レトロビル 大阪倶楽部

国登録有形文化財に指定されている1924年(大正13年)に竣工した社団法人・大阪倶楽部の二代目となる建物です。大阪倶楽部は1912年(大正元年)に設立された会員制の社交倶楽部で、2年後(大正3年)に初代となる木造3階建ての会館が建造されたが、1922年(大正11年)7月に焼失してしまう。
その2年後に新会館として鉄筋コンクリート造り4階建て(地下1階)の建物が安井武雄の設計(片岡建築事務所)により完成。まもなく築後90年になろうとしている。近寄ると刻まれた装飾の一部が傷んで欠落していたりするが、独創的なディテールのデザインは充分楽しめます。
東隣りの老舗和菓子店「鶴屋八幡」のカフェに寄る前後に建物鑑賞するのだが、お伴の女は古い建物の煉瓦壁にうれしそうに触れる姿を見て「こいつ何してる?」といぶかしげ。
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南面がファサード・・収まらない左部分を右写真で
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正面上部と(右写真)西面
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南面の装飾 アーチ部分の下部に刻まれた植物文様 独立して立つポールの頂部に置かれた謎のしゃちほこ風生物 
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 *参照 「大 大阪モダン建築」2007年
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posted by t.z at 19:19| Comment(0) | 大阪osaka | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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