安藤広重の「東海道五十三次」に描かれている神奈川宿・・・日本橋から三番目の宿場町で神奈川湊を見下ろす崖上には旅籠(はたご)が並んでいます。その一軒に「さくらや」の看板・・後の料亭「田中家」です。1863年(文久3年)に初代が「さくらや」を買い取り「田中家」を創業。明治維新から7年・・龍馬に先立たれた「おりょう」が、勝海舟の紹介によりこの料亭で働き始めます。料亭「田中家」には「写真」が現在も残されています。仲居(女中)「おりょう」が写っています。
神奈川宿・・右端奥に「さくらや」 右写真は 明治初頭の「田中家」の古写真
「おりょう」が働いていた(2〜3年の間)料亭「田中家」は広重の画と同様に現在も崖上に存在してます
左写真は現在の「田中家」2010年3月撮影 右写真の石段下には海が・・・現在は埋め立てによりはるか内陸です
割烹料亭「田中家」には・・左右どちらかに似た龍馬死後10年ほど(?)の未だ若き(30代)「おりょう」の姿が写った写真が残っています
割烹・料亭 田中家 神奈川県横浜市神奈川区台町11-1
横須賀・京急大津 お龍の墓 信楽寺
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