2013年11月15日

京都 坂本龍馬 葬送の道 

1867年(慶応3年)11月15日夜、京都・河原町通蛸薬師下ル(塩屋町)の醤油商近江屋新助方の2階で、坂本龍馬は歓談中の土佐陸援隊隊長・中岡慎太郎とともに襲撃を受け殺害される。龍馬はほぼ即死、中岡は重傷を負うが一旦は裏(称名寺側)の物干し台から屋根伝いに隣家の道具商・井筒屋を呼ぶが応答なく、再び部屋に戻ったところで意識を失う(17日死亡)。龍馬の下僕(家来)藤吉も負傷し翌日(16日)死亡。
明治13年6月に執筆された「渡辺家履歴書」によって、襲撃したのは見廻組与頭(よがしら)・佐々木只三郎の指揮する一隊(計7名)で公務の出動(京都守護職・所司代を通じての捕縛命令)であったことが証明される。尚、近江屋新助は近くの京都土佐藩邸出入りの商人だった。また、二階へ付け入った(上った)のは3名で渡辺吉太郎・高橋安次郎・桂隼之助。龍馬を斬ったのは桂と推定される(その刀の展示有り)。指揮者佐々木は二階上り口にいた。明治3年に見張り役であった今井信郎の自供・口述によって新政府・刑部省が、見廻組・小笠原河内守を文書により調査している。京都見廻組の実質的全権は佐々木只三郎一人にあったとする返答を得ている。
*参考「中岡慎太郎 陸援隊始末記」中公文庫1977年刊 「京都見廻組史録」2005年刊 
     kyoto ryoma01.jpg
三条小橋大黒町の「酢屋嘉兵衛」(中川嘉兵衛)店頭で毎年11月15日に追悼式が行われている 撮影は2011年11月15日夜 龍馬は襲撃される約1年前までは材木商・酢屋の二階(南西側角部屋)を寓居(下宿)としていた
kyoto ryoma02.JPG kyoto ryoma03.jpg
酢屋前で 左は2012年11月撮影 右は2011年11月 *酢屋の大おばあちゃん(午前中に建物右端の住まいの玄関前で時々見かけて挨拶していた)元気にしているかなあ
kyoto ryoma04.JPG kyoto ryoma05.JPG
(左写真)醤油商・近江屋跡・・・河原町通の拡張により敷地の半分以上が道路となってしまった 幕末の河原町通は現在の東側の歩道辺り 石碑はコンビ二前にあるが写真左端のパチンコ・キングの位置が近江屋だった (右写真)近江屋の実物大再現・・・中岡慎太郎と歓談していた二階西奥の部屋
  kyoto ryoma06.jpg  kyoto ryoma07.jpg
近江屋で葬儀が執り行われた後 11月17日夜に東山・正法寺への参道(霊山正法寺道)をおそらくは通り 現在の霊山護国神社の管理する墓地に3人(下僕・山田藤吉も)は葬らる(当時は正法寺境内に1809年文化6年に創建された霊明神社であった) (左写真)正法寺への石段 真っ暗な闇を提燈の明かりを頼りに登ってゆく葬列が見える(ようです) (右写真)石段手前から振り返った京都市内・・・下り坂の先はT字路で清水寺へ向う二寧(二年)坂 八坂の塔が望める この石段下南側の路傍に2010年10月に京都龍馬会によって「幕末志士葬送の道」碑が建立されている 
kyoto ryoma08.JPG  kyoto ryoma09.JPG
向って左が坂本龍馬 右が中岡慎太郎の墓石 左奥に藤吉の墓 右写真は墓域脇の説明板(神社なので日露戦争日本海海戦の際の龍馬に係る夢の話が大きく紹介されている)

横須賀・京急大津 お龍の墓 信楽寺http://zassha.seesaa.net/article/135995149.html
横浜 料亭・田中家の「おりょう」http://zassha.seesaa.net/article/380154207.html
高知 坂本龍馬生誕地http://zassha.seesaa.net/article/380242659.html
【関連する記事】
posted by t.z at 23:54| Comment(1) | 京都kyoto | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小学校5、6年の担任だった女教師は、自分は中岡真太郎の子孫だと言って、生徒全員を信じ込ませていました。しかし、私だけ(多分)は信じませんでした。なぜなら、勉強ができて、忘れ物をしないよい子だけが、自分の教え子であり、そうでない子を一番端っこの席に集めて「このクラスに必要ない子」ですと平気で言ってみせる、歪んだ性格の女でした。なので、こんな人のご先祖様が立派な人物なんておかしいと子供心に思っていました。あれから何十年も経ち、坂本龍馬ブームが到来。改めて、坂本龍馬に関わりのあった人物について調べて、やっぱりあの女教師は大嘘つきで、今も性格直ってないんだろうなと実感しました。
Posted by さくら散る at 2013年11月22日 08:40
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。