2014年01月23日

京都 水上勉が贔屓にした京漬物店 出町なかにし

文芸春秋から贈られた写真と礼状が店内に飾られている。以下は文芸春秋の原稿用紙に書かれた礼状の写しです。
<<野呂本店様 前略 先日はお忙しいところを水上勉先生のお写真(原文は旧字)撮影のためお邪魔して恐縮でした。また みず菜のお漬物まで頂き、有難うございました。その折のお写真(原文は旧字)をお送りいたします。末筆ながら益々のご繁盛をお祈り申し上げてをります。五月六日 文芸春秋「ノーサイド」編集部 鈴木○○(伏せました)>>
出町桝形商店街(アーケード)の中程くらいに位置する京漬物店に、水上は長年に渡り好物の漬物を求めに訪れている。最初に訪れたのは、10才〜13才まで小僧として相国寺塔頭の瑞春院で修行に明け暮れていた時代に寺の使いとしてこの商店街に。直木賞を受賞して、左京区の百万編交差点の近くに書斎部屋(思文閣会館ロイヤルハイツ内)を構えてからは、桝形商店街は日々の散策のコースに加えられていた。買い求めるのは、大好物の「かぶら」だったと(中西さん談)。
疑問がひとつ。「野呂本店様」と礼状にあるのに、何故「出町なかにし」なのか。下の地図に商店街を外れた寺町通沿いに「野呂本店」を記入しました。実は「野呂」は東店(後の出町なかにし)と西店(現在の野呂本店)が存在していて、同名は紛らわしいと水上が訪れていた東店が法人化し「出町なかにし」と改名したのです(中西さん談)。
   nakanishi01.JPG
  文芸春秋社から出町なかにしに贈られたパネルを撮影(中西さんの許可あり)
nakanishi02.jpg  nakanishi03.JPG
東側(加茂川側)からの出町桝形商店街アーケード   京つけもの「なかにし」
nakanishi04.JPG nakanishi05.JPG 
ぬか漬・浅漬・しば漬・生菜漬・沢庵などなどを製造(仕入れ品もあり)販売
nakanishi06.JPG  nakanishi07.JPG

  nakanishi08.JPG  nakanishi09.JPG
5回ほど訪れては話を聞いてます(ただの世間話がほとんど) 買い物は好物の昆布ばかり 左は「山椒昆布」(仕入れ商品) 右は水上勉も求めたかもしれない冬季限定の「赤かぶ」
nakanishi10.JPG  nakanishi11.jpg
定休日 毎月8日(他に不定休有り・日曜) 営業時間9時〜19時位(要確認)
出町なかにしhttp://masugata.demachi.jp/contents/tenpo/naka/nakanisi/nakanisi.html

【関連する記事】
posted by t.z at 23:55| Comment(0) | 京都kyoto | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。