2014年04月29日

倉敷 蔦のからまる喫茶店 エル・グレコ (EL GRECO)

倉敷を訪れたのは、遠い昔、高校を卒業する早春の頃だったと記憶している。それ以来、訪れていないので確かだと思う。ただ、夜行寝台車に乗った記憶はよみがえるが、倉敷の町並みは何ひとつ思い出せない。
池波正太郎の随筆集「よい匂いのする一夜」の一章「倉敷市 倉敷アイビースクエア」より
<大原美術館、民芸館、郷土玩具館などが、石造りの見事な調和を見せている一角に、コーヒー店〔エル・グレコ〕は健在だった。蔦(つた)に埋もれた二階建ての民家を改造した、このコーヒー店はあまりにも有名になってしまったけれど、いまも、むかしのままで、少しも変っていない。分厚い木製のテーブルとベンチ。温かいコーヒー。親切なもてなし。うるさい音楽も使わず、若い人たちのひかえ目な会話がきこえるのみだ。はじめて倉敷を訪れたとき、私は、この店へ旅行鞄をあずけて、町を歩き、大原美術館や民芸館を見てまわったものだ。当時は、たしか、こうした店は〔エル・グレコ〕だけだったような気がする。>
   cafe el greco01.jpg   cafe el greco02.jpg
中学3年から単独で旅行(関東からは外には出ていない)に出かけ始め 高校時代は3日間ほどだが遠方に自由きままに出かけるようになっていた(現在と同じ) (左写真)大原美術館表門の脇で長年にわたり営業を続けるエル・グレコ 1959年(昭和34年)の開業だからゆうに半世紀を越えている (右写真)いまも四角い大テーブルは残っているのだろうか(他の写真にはテーブルが写っている) 年上(!)のきれいな女性だったので撮ったのだと思う(これも現在と同じ この頃は無断で撮っても怒られた記憶はない 子供と思われていた為だろう) 
cafe el greco03.jpg  cafe el greco04.jpg
倉敷川とその周辺は当時から人気観光スポット 「倉敷川畔伝統的建造物群保存地区」として選定され その中心は 1930年(昭和5年)にオープンした日本初の西洋美術館である大原美術館 入ったはずだが・・・
cafe el greco05.jpg   cafe el greco06.jpg
中学時代に親に買ってもらった愛用のフィルムカメラは現在も手元にある この倉敷旅行で残した画像はほとんど女ばかりが写っている(これも現在とまったく同じ傾向だ) 公開できそうな風景画像はほんのわずかで恥ずかしい
参考
随筆集「よい匂いのする一夜」池波正太郎 講談社文庫1986年刊
     (単行本初版1981年平凡社)
  
posted by y.s at 05:56| Comment(0) | 各地 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。