2014年10月14日

町田 映画「まほろ駅前狂騒曲」のロケ地を歩いて

・・・一応東京都なのだが、なぜか横浜中央交通、略して横中が、市内のバス路線を一社独占しているのだ・・・その神奈川県と揶揄される東京都下南西地域の最大の町「まほろ市」(まもなく実際に「まほろ市」に市名変更する住民投票があるかも!?)が、再び映画「まほろ駅前狂騒曲」のなかでそのヴェールを脱ごうとしている(10月18日全国公開)。まほろ中学からの同級生だった多田啓介と行天(ぎょうてん)晴彦の便利屋コンビが、まもなくまほろ市内を走り回る。走れ、便利屋。
*映画は10月18日公開で、現在は10月14日。予告編と公開記念イベントからの情報です。若干だが調査もしてます。映画「 まほろ駅前狂騒曲」予告編 http://www.youtube.com/watch?v=sJDwC-Q5xcs
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(左写真)「多田便利軒」が移転した建物(旧事務所から約80mの内藤ビル)。新事務所は外階段を上った3階の端にある。予告編では下から4段目に手書きで「多田便利軒」とペイントされている。(右写真)「多田便利軒」に上がる階段に貼られている映画「まほろ駅前狂騒曲」のポスター。
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 (左写真)便利軒の事務所兼住居(3階)の内側から見えるガラス窓の赤い囲(碁)の文字。内藤ビル3階には実際に「日本棋院まほろ支部」が入居しており、一般碁席が設けられている。(右写真)凪子(本上まなみ)がこの乾物屋河原本店(右のペイントされた建物)の路地を便利軒(奥左側)に向って歩くシーンがある。便利軒の屋上(実際の内藤ビル屋上で撮影)シーンで後方の大きなビル(MINAミーナ)が背景に写っている。
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(左写真)元旦の日の出前に、便利屋がそろって初詣に訪れた神社(便利軒に最も近い神社は町田天満宮だが、ロケ地はつくし野2丁目の杉山神社)。 (右写真)便利屋と弁当屋(「希林」)の店主山田とは馴染みで、支払いはいつもツケ。ロケ地はTVシリーズと変わらず、ハコキュー相模大野駅を降りて、西方向に伸びる商店街をまっすぐ行った右側。だったのだが、大規模開発により商店街もろとも道路も消滅してしまった(たしか風俗店が数軒あったが、それも消滅)。  
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(左写真)多田は行天が倒れたことに気が付かず、撮影位置付近まで来てやっと振り返った。実際に右側には広い公園(神社の敷地?)がある。 (右写真)頭にボールが当たった行天が気絶して倒れていた場所。
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(左右写真)まほろ駅前カリヨン広場(映画第1作・TVシリーズでも度々登場する広場で正式名称である)。怪しげな団体HHFA第3ファーム(前身は「天の声教団」で行天の母親が信者だった)の姿が現れそうだ。広場の脇には絹乃道の道標が建つ。
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(左右写真)柏木亜沙子(真木よう子)が店主を務める「キッチンまほろ」。店頭には改称した(?)かと思えるほど大きな「キッチンまほろ」のポスターが貼り出されている。今作でも店前の駐車場で夜間撮影が行われた。便利屋が車の中で助手席の亜沙子さんにいきなりキスをしようとしたシーンだ。ロケ地は、おなじみのハコキュー江の島線中央林間駅から少々歩いた所の「欧風台所ラ・パレット」。広い駐車場がある。
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(左写真)便利屋多田(瑛太)が熱いまなざしを注ぐ亜沙子さん(真木よう子)が通う美容室。美容室「bleu」の店内がロケセットに使われた。すぐ北側のハコキューの踏み切りは画面に登場するが、この店舗の外観は映し出されなかった。 (右写真)東急イースト向い側のデッキ通路で、便利屋と亜沙子さんのスイートなシーンが撮影された(手前の手すりの所で亜沙子は便利屋の腕に手をそえた)。便利屋は薬師池公園にある「まほろリス園」に亜沙子さんをさそう。亜沙子さんは、うれしそうに微笑んで承諾する。便利屋ははるちゃんと遊んだリス園が相当気に入っていたようだ。この2階デッキ通路は、映画化第1作でも登場している(画面の向こう側の通路の位置)。
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(左右写真)国際版画美術館がある広大な芹ヶ谷公園。「多田便利軒」シリーズでおなじみの緑溢れる公園だ。便利屋のかたわれ行天晴彦の別れた妻の凪子(本上まなみ・元内科医)と娘(はる役=岩崎未来)が噴水前のシーンに登場。ピンク色の「くまくま」という名のウサギのぬいぐるみが大好きな女の子は、行天の精子提供(体外受精)によって生まれた。行天の名「晴彦」から一文字をとって「はる」と名付けられた。凪子には、過去も現在も女(レズ)のパートナーがいるのだ。
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(左写真)便利屋が犬の散歩の代行をした公園(まほろ市が管理する原町田青空広場)。便利屋が知っているか分からぬが、2007年4月に公園奥の団地で全国中継された立てこもり発砲事件が発生した。SAT(特殊急襲部隊)が出動し、奥に見えるトイレの壁には流れ弾の痕が残っていた。(右写真)まほろ駅前の横浜中央交通(略して横中)のバス。原作者三浦しをんが直木賞(第135回・2006年上期)を受賞した小説「まほろ駅前多田便利軒」の冒頭に横浜中央交通(略して横中)の件(くだり)が描写されている。実際は神奈川中央交通(略して神奈中)。「ハコキュー」は小田急で、JR八王子線はJR横浜線だ。「まほろ市」が現実のものとなれば、すべての名称が小説と同様になるかも。
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(左写真)元・かけ足通り(なぜ駆け足かは面倒なので説明を省略・・駅の改札口の位置から説明しなければならない)にある大型タバコ専門店。早坂刑事(元タイガースメンバー岸部シロー=岸部一徳)が便利屋に店先で詰問した場所(映画化第1作では早坂刑事は厚木基地ロケが多かった)。 (右写真)まほろ市で最高に怪しげでトリップできる雰囲気の仲見世商店街の暗がりに貼られていた映画ポスター。
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ラストシーンで使われた坂道(中央桜通り)。ロケ当時には桜の古木が両側に並んでいたが、桜並木再整備事業が一帯で推進されており(植え替え事業)、現在は全て伐採され1本も残っていない。
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(左写真)新事務所の蔵書「かりあげクン」(作・植田まさし)。便利屋の愛読書なのか? (右写真)イメージシーンに使われた行天の指名手配書。
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(左写真)小道具のまほろ市の電話帳。「りす園」の写真が中央に配されている。 (右写真)撮影台本。
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(左写真)仲見世商店街にある大判焼のマルヤ製菓の店頭に飾ってある行天春彦(松田龍平)のサイン色紙(隣に便利屋社長のサインも置いてある)。 (右写真)週刊文春に連載された三浦しをん作の「まほろ駅前狂騒曲」。
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(左写真)新宿3丁目のシネコン・新宿ピカデリー2階のショップで。 (右写真)まほろ駅前カリヨン広場に隣接している書店の店頭にならぶ原作本。久美堂本店。
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映画「まほろ駅前狂騒曲」ロケ地を中心にして「まほろ市」の部分マップ。

*三浦しをん<町田 高原書店と作家三浦しをん エッセイ集「妄想炸裂」より>http://zassha.seesaa.net/article/403997733.html
posted by t.z at 21:40| Comment(0) | 東京郊外tokyo-suburbs | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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