2015年04月02日

interval(写真日記4月2日 谷崎潤一郎の「創作ノート」発見)

きょう(4月2日)、来月5月7日に本社移転(京橋から大手町に)を控える大手出版社中央公論新社から、谷崎潤一郎の創作ノート「松の木影」を撮影した印画紙(255枚)が見つかったと発表された。空襲による焼失を危惧した谷崎が創作ノートを分散するために(昭和17年頃に)撮影させ、知人(故・笹沼源之助氏)に預けていたものとみられる。現存が確認された「松の木影」は、「春琴抄」、「陰翳礼讃」、「細雪」等を構想していた1933年(昭和8年)春から1938年(昭和13年)夏にかけて書かれた創作メモで、谷崎研究の第1級資料と評価を受けている。
創作ノートが書かれた時期と重なる昭和11年11月から昭和18年深秋まで谷崎が住んだ兵庫魚崎の「倚松庵」(いしょうあん)の写真を数枚アップ。大書「源氏物語現代語訳全26巻」を完成させた住まいであり、昭和18年1月に中央公論から発表された「細雪」のモデルとなった<芦屋の家>である。
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     倚松庵(写真に文字入れ)。住吉川と六甲の山並み。
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倚松庵のアプローチ(庵号は夫人松子の名より)。この現存する木造の建物が「細雪」の舞台であり、この場所で「盲目物語」「猫と庄造と二人のをんな」「源氏物語現代語訳」が執筆されている。

*この項目は写真等を追加し、保存版にする予定。
posted by t.z at 14:35| Comment(0) | 写真日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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