2017年11月04日

ミニギャラリー 室生寺

奈良県宇陀市室生の室生山に擁かれる深閑とした地に佇む室生寺。
古来より水神の聖地として信仰をあつめ、女性の入山を許す女人高野として知られる。
宝亀年間(770〜780)、後の桓武天皇の病気平癒のため龍穴(りゅうけつ)にて浄行僧5人が祈禱を行ったのが草創と伝わる。現在は潅頂堂(国宝)を本堂とし、本尊は如意輪観音(坐像・木造)を祀る。本尊の左右に両界曼荼羅図(室町中期制作)をかける。両界とは、胎蔵界と金剛界である。

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室生川に架る太鼓橋(室生寺橋)。

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太鼓橋を渡った正面に室生寺表門が見える。右に折れ参道を歩むと仁王門に至る。
画面の右側の建物が橋本屋旅館。

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室生寺仁王門。仁王門を潜り、左に折れ、よろい坂(石段)を上ると金堂・弥勒堂に至る。

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室生寺金堂(国宝)。平安初期建立。よろい坂を上がった正面に立つ。

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金堂の廻廊から見た弥勒堂(重文)

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金堂左脇の石段を上ると室生寺の本堂である潅頂堂(国宝)が現れる。鎌倉時代建立。

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潅頂堂の脇の石段をさらに奥に上がると樹間に優美で可憐とも喩えられる美しい塔が出現する。
室生寺五重塔(国宝)。奈良末期頃の建立。総高約16mで屋外に建つ五重塔としては最小。

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室生寺五重塔。別アングル。

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潅頂堂の台地にある伝・北畠親房(ちかふさ)之墓(五輪塔)。南北朝時代の正平9年(1354年)に歿。

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*潅頂堂など堂内部は撮影禁止。2014年初夏撮影。
参考:「古寺巡礼 奈良・室生寺」1978年淡交社刊など。
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posted by t.z at 16:44| Comment(0) | art-gallery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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