2018年01月06日

鎌倉 近代美術館付属カフェ<ラ・ミュゼ> 「荒木陽子全愛情集」より

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鎌倉・鶴岡八幡宮境内の平家池畔に立つ白亜の神奈川県立近代美術館(奥の建物)。
設計板倉準三により1951年に完成。すでに2016年3月末で美術館としての活動は終了し、
閉鎖されている。美術館は荒木陽子さん(写真家アラーキー氏の亡き妻)が蓮池と表現した池に
接している。

この美術館を訪れた思い出(結婚前)を「荒木陽子全愛情集」で綴っている。
<<(略)それから鎌倉近代美術館ヘムンクを観に行った時は、蓮池を望むベランダのティールームで、
その時はまだ恋人だった夫とコーヒーを飲んだ。彼はムンクのカタログの隅っこに、私に似ているといってポーフラの絵を描いてくれたのだった。すべて思い出はカフェと共にある。京都のマッコール・マッコール、神戸のG線、銀座のドン・・・・(略)>>
「荒木陽子全愛情集」収録「10年目のセンチメンタルな旅」1982年より抜粋。
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カフェ<ラ・ミュゼ>。奥に平家池を見わたせるベランダがある。
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カフェ内の壁画「女の一生」は、安井賞第1回(1957年)受賞者・春陽会会員・女子美大講師であった
故・田中岑(たかし)の1957年の制作。
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ムンク展を観たあとの一時(ひととき)を過ごしたカフェ内の<蓮池を望むベランダ>。
<ラ・ミュゼ>は、その後2011年にカフェ<レンコン>と改称されている。
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陽子さんが蓮池と表現した池は、四つの島が浮かぶ平家池で、対立する平家に死(四)をの意を含む。
鶴岡八幡宮に正対して左側の池が平家池、右が源氏池と称されている。
撮影2006〜2011年。

参考
「荒木陽子全愛情集」2017年港の人(鎌倉市)刊
神奈川県立近代美術館閉館告知http://www.moma.pref.kanagawa.jp/public/HallNewsDetail.do?no=1451012174471&hl=k

荒木経惟リンク
世田谷 写真家荒木経惟(アラーキー)の陽子もチロもいない新家http://zassha.seesaa.net/article/400445825.html
豪徳寺 写真家荒木経惟(アラーキー)と陽子とチロの遺家http://zassha.seesaa.net/article/284210221.html
原宿 荒木経惟「文化写真」 展(ミニギャラリー) http://zassha.seesaa.net/article/454860200.html
京都・四条河原町 喫茶・築地http://zassha.seesaa.net/article/455847835.html
渋谷 青学会館 荒木経惟・陽子夫妻の挙式会場http://zassha.seesaa.net/article/455890811.html
長崎・鍛冶屋町 レストラン銀嶺 「荒木陽子全愛情集」よりhttp://zassha.seesaa.net/article/455985556.html
posted by t.z at 12:56| Comment(0) | 鎌倉kamakura | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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