2018年07月08日

ミニギャラリー 恵比寿 NADiff Gallery<Chim↑Pom展>

恵比寿のアートギャラリーNADiff GalleryでNADiff a/p/a/r/t (ナディフ)オープン10周年記念<Chim↑Pom展>が7月6日(金)から開催されている(7月22日まで)。2008年7月のオープン展示が、Chim↑Pomだったというから周期10年の回帰展示。また 8日限定で10周年記念のスペシャルフードイベントが開催された。
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兵庫尼崎のネパール食堂<Art & Nepal>がNADiffのアプローチに出張出店。

地下展示室への螺旋階段を下りると、展示フロア全面に水がはられ、一瞬、水の映像詩人タルコフスキー(代表作「惑星ソラリス」)の世界が脳裏をよぎる。静逸性を拒否するような水の落下音がタルコフスキー的空間に誘う、が、視線を薄暗い壁面移すとグラフティのような描画が3面に配され、シンボリックな「水」の意味がそこで分断され、融合性は見いだせない。単なる水盤(1階のブックフロアに仮設されたトイレからの落下した汚水)に浮かぶポップアート、インスタレーションと捉えれば、刺激もあって楽しめる。
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螺旋階段を下りた辺りで頭上に要注意。額をゴッツンする人続出(#MeToo) 。
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Chim↑Pom制作の彫刻「ジュリアン坊や(小便小僧)」(限定版)。内部にナディッフでの展覧会に関連した映像作品等が収められている。

*Chim↑Pom=2005年より始動した6人のアーティストのグループ名(卯城竜太・岡田将孝・林靖高・エリイ・水野俊紀・稲岡求の各氏)。
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posted by t.z at 23:57| Comment(0) | art-gallery | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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