2012年03月16日

本駒込 吉本隆明 終焉の地

3月16日の日記分から
<戦後の知の巨人>吉本隆明(たかあき)氏が本日(2012年3月16日金曜)未明、逝去された。
高校生の頃、「言語にとって美とはなにか」「共同幻想論」などをなんとなく理解できる箇所のみ大幅に拾い読みして、「擬制の終焉」から借りた「擬制への挑戦に・・・」なんていうフレーズを使っていた恥ずかしい自分を思い出す。
今日、幅広い分野での多数の著作を前にするとその歩みに圧倒されるのみです。
漫画家ハルノ宵子(多子)さん、次女の作家よしもとばなな(真秀子)さんの父親であります。
合掌。
吉本隆明(「りゅうめい」とずっと、これからもそう呼ぶ)の記事は夕刊か明日の朝刊になるか・・保存版にするのです。
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   千駄木から1980年(昭和55年)3月に本駒込に移転。二階建ての建売住宅を購入。
   墓地に接している東側の二階の和室8畳とベランダ。
   この住居や周囲については「背景の記憶」に収められた一篇「東京に住む」で述べられています。

参考までに・・・吉本家のお墓はかなり以前から明大前の築地本願寺別院和田堀廟所の佃(つくだ)墓所域内に設けられています。
隆明氏の祖父母が熊本より新佃島に移り、築地本願寺に熱心にかよった縁から佃島住民にのみ許される佃墓地に懇願の末に設置されたお墓だそうです。佃島住民については江戸初期にまで遡るので省略。
        
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   お墓の位置は公開を望まれないことがありますので控えます。
   探すにはかなりの労力を要します。執念でした。樋口一葉のお墓にまあ近いです。

   参考 「吉本隆明の東京」2005年など
posted by y.s at 10:56| Comment(0) | 駒込・巣鴨・大塚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする